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知覚動詞を例文でマスター【工事中】

※『例文で英単語を4800語覚える』講座受講生を対象とした記事です。

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受講生は『表現のための実践ロイヤル英文法』
12B 知覚動詞 (pp.40-41)
を忘れずに読んでください。

目次

知覚動詞とは何か

外界からの刺激を視覚(みること)、聴覚(きくこと)、嗅覚(かぐこと)、味覚(なめること)、触覚(さわること)など、感覚器官を通じて見分け、とらえる働きを知覚と言います。こうした働きをあらわす動詞が知覚動詞です。代表的な知覚動詞は以下の通りです。

知覚動詞一覧
視覚
see 見える
watch 見る
look at 見る
observe 観察する
notice 気がつく
perceive 気づく
聴覚
hear 聞こえる
listen to 聞く
overhear 漏れ聞く
sound 聞こえる
嗅覚
smell においがする
味覚
taste 味わう
触覚
feel 感じる

「~が…するのを〇〇する」と言う場合、英語では通常「動詞+目的語+to do」という形を取ります(e.g, She allowed me to kiss her sister.)。しかし、この動詞が「見る」、「聞く」、「感じる」などの意味を表わす知覚動詞の場合、toが省かれ、「動詞+目的語+動詞の原形」という形を取ります。また、 「動詞+目的語+…ing」 、 「動詞+目的語+過去分詞」 という形をとることもあります。この特殊性のため、知覚動詞は独立した英文法項目として学習する必要が出ます。特に以下の知覚動詞をしっかりマスターしてください。

「見る」タイプ

look at 眺める
observe 観察する
see 見える
watch 見守る

「聞く」タイプ

hear 聞こえる
listen to 聞く
overhear 漏れ聞く

「感じる、気づく」タイブ

feel 感じる
notice 気がつく
spot 気がつく

知覚動詞+目的語+動詞の原形

「Oが~するのを見る/聞く/感じる」という場合、動詞が知覚動詞なので「知覚動詞+O+動詞の原形」という形を取ります。

『もののけ姫』の最初の場面。タタリ神となったイノシシと格闘して傷を負ったアシタカ。あざが徐々にひどくなり死ぬ運命に町の人は「 ただ死を待つしかないというのは…」 とつぶやくと、ヒイ様が「誰にもさだめは変えられない。」と話します。

“Do we just sit here and watch him die?”
“You cannot alter your fate, my prince.”

justは「ただ~だけ」という意味の副詞。alterは「~を変える」, dieは「死ぬ」、 fateは「運命」、princeは「王子、王様の息子」。ヒイ様はアシタカをプリンスと呼んでいます。

ここで一人の男(右から二人目のほかより若い男性)が we watch him die と発言しています。これが「知覚動詞+目的語+動詞の原形」の形です。直訳すると「我々は彼が死ぬのを見る」となります。

聖司らとカントリーロードを歌った雫。 聖司はまた歌いに来るよう言いますが、雫は「聴くだけならなあ。歌うのはつらいよ。」と発言。英語版ではこの箇所が意訳されています。「次はずっと口を開かないから。叫ばないし、歌わないし。でもあなたがバイオリン演奏は何時間でも聴けるわ。」

Next time I’m keeping my mouth shut. No yelling or singing. But I could listen to you play violin for hours.

next timeは「この次は」。「keep+目的語+形容詞shut」は第5文型です。keep one’s mouth shutで「黙っている」、shoutは「大声で叫ぶ」、listen toは「~を聞く」、for hoursは「何時間も」という意味です。listen toは知覚動詞なのでlisten to you to play…ではなく、listen to you play…になっています。

知覚動詞+目的語+現在分詞

「Oが~しているところを見る/聞く/感じる」という場合、 動詞が知覚動詞であり、かつOが何かをしている動作の途中の一部なので「知覚動詞+O+…ing」という形を取ります。Oの行為を最初から最後まで見る/聞く/感じる「知覚動詞+O+動詞の原形」との違いに注意してください。

キツネリスに気づいたナウシカ。ユパ様が事情を説明します。「こいつが羽虫にさらわれたのを人の子と間違えてな。銃を使ってしまったのだ」

“I saw an insect carrying him off, and I mistook him for a human body. I had no choice but to use my gun.”

insect=虫; carry A off=~を運び去る; mistake A for B=AをBと間違う; human body=人間の体; have no choice but to=~せざるをえない; ohmu=王蟲。ここでのhimはキツネリスのことです。

日本語では「さらわれた」と述べられていますが、実際には「さらわれそうになった」というのが正しいです。ユパ様はキツネリスがさらわれている過程の一部を観察したので、ここでは目的語の後が動詞の原形ではなく、-ing形になっています。

『耳をすませば』にも「知覚動詞+O+…ing」が登場します。屋上で聖司が雫に告白する場面です。

「俺、図書カードで、ずーっと前から、雫に気がついてたんだ。図書館で何度もすれ違ったの、知らないだろう。となりの席に座ったこともあるんだぞ。」

これが英語版では以下のように訳されています。

You know, I noticed you a long time ago. I first spotted you reading in the library. I walked past you hundreds of times, but you never noticed me, right?

notice=spot=~に気づく; a long time ago=ずいぶん前; spot=see or notice; walk past=~を通り過ぎる; hundreds of times=何百回

聖司は雫に、雫が図書館で本を読んでいるのに気づいたと話しています。これを I spotted you read in the library. と言ってもおかしくはないですが、動詞の原形をing形の動詞にすることで雫が読書をしている「最中」の「瞬間」に気づいたというニュアンスが強まります。

知覚動詞+目的語+過去分詞

Because interrogations are intended to coerce confessions, interrogators feel themselves justified in using their coercive means.

アメリカのCIAとソ連のKGBの二重スパイだったオルドリッチ・エイムズの発言を引用しています。彼は現在も服役中です。

interrogation=尋問; be intended to=~することを目的にしている; coerce=~を強要する; confession=自供、白状; interrogator=尋問者; justify=~を正当化する; coercive means=強制的手段 

Interrogators feel themselves justified in using their coercive meansは「尋問者は自分が強制的手段を使うことを正当化されていると感じる」という意味になります。自分は正当化するのではなく、正当化されているので目的語の後が動詞の原形ではなく過去分詞になっています。

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