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14の知覚動詞の4つのパターン

見たり、聞いたり、感じたりすることを表す動詞を知覚動詞といいます。英語の知覚動詞にはsee, hear, feel, watch, look at, listen to, smellなどがありますが、知覚動詞には目的語の後に原形不定詞・現在分詞・過去分詞が置くことが可能かどうかで4つに分類されます。

※『例文で英単語を4800語覚える』講座受講生を対象とした記事です。受講生はテキストの『表現のための実践ロイヤル英文法』
12B 知覚動詞 (pp.40-41)
も忘れずに読んでください。

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目次

知覚動詞とは何か

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などの感覚器官を通じて外界からの刺激を見分け、とらえる働きを知覚と言います。こうした働きをあらわす動詞が知覚動詞です。例えば、「見る」、「聞く」、「感じる」を意味するsee, hear, feelが代表的な知覚動詞です。

いろんな動詞がある中、なぜ知覚動詞だけを特に取り上げる必要があるのでしょうか? それは知覚動詞にはふつうの動詞とは異なる用法があるからです。「~が…するのを〇〇する」と言う場合、英語では通常、第3文型にto不定詞を加えた「動詞+目的語(O)+to do」という形を取ります。しかし、知覚動詞の場合、toが省かれ、第5文型で「動詞+目的語+動詞の原形」という形を取ります。

ほとんどの他動詞
I advised Suzu-chan to have fun with her ex-boyfriend.
すずちゃんに、元彼と遊ぶように勧めた。
知覚動詞
I heard Suzu-chan have fun with her ex-boyfriend.
すずちゃんは元彼と遊んでいるそうだ。

また、 知覚動詞は「動詞+目的語+…ing」 「動詞+目的語+過去分詞」 という形をとることがあります。この特殊性のため、知覚動詞は独立した英文法項目として学習する必要が出ます。例えば、知覚動詞がseeだと補語の動詞の形を変えることで意味が以下のように変わります。

see+O+原形不定詞 「Oが~するのを見る」
I saw Suzu-chan scold Alice.
すずちゃんがアリスを叱るのを見た。
see+O+現在分詞 「Oが~しているのを見る」
I saw Suzu-chan scolding Alice.
すずちゃんがアリスを叱っているのを見た。
see+O+過去分詞 「Oが~されているのを見る」
I saw Alice scolded by Suzu-chan.
アリスがすずちゃんに叱られていたのを見た。

この知覚動詞の3つの用法を詳しく見てみます。

使役動詞も知覚動詞と同じように目的語の後に原形不定詞・現在分詞・過去分詞が続きます。使役動詞については以下の記事をお読みください。

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知覚動詞+目的語+原形不定詞

不定詞は「to+動詞の原形」の形をとるto不定詞とtoを前に置かない原形不定詞の2つがあります。不定詞がよくわからない人は以下の記事を読んでください。

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「知覚動詞+目的語(O)+原形不定詞」「Oが~するのを見る/聞く/感じるetc.」を意味します。ここでOと原形不定詞は能動的な主語と述語の関係になります。『ドラゴンボール』でのブルマのセリフを見てみます。

But first, I want to see you put out that fire. Understand?
want to=~することを欲する、~したい; put out fire=火を消す; understand=理解する、分かる

「火を消す」のは「あなた」、つまりyou put out that fire (あなたが火を消す)をI want to see (私は見たい)という意味になっています。

知覚動詞+目的語+現在分詞

「知覚動詞+目的語(O)+現在分詞」「Oが~しているのを見る/聞く/感じるetc.」を意味します。現在分詞は-ingの形をとります。現在分詞と次に述べる過去分詞がよくわからない人は以下の記事をチェック!!

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Oと現在分詞は能動的な主語と述語の関係になります。アニメ『日常』でのセリフを見てみましょう。

Yeah, I saw him going up the stairs to the roof.
「わたし、屋上の階段上がっていくの見たよ。」
go up the stairs=階段を上る; roof=屋上

彼が屋上の階段を上っています(He was going up the stairs to the roof.)。この彼は笹原幸治郎のことですね。原形不定詞と現在分詞のちがいについてよく「原形不定詞の場合はその行為を最初から最後まで一部始終~するのに対し、現在分詞の場合はそれをまさにやっている瞬間を~する」と説明されていますが、原形不定詞では一部始終しないといけないということはありません。現在分詞だと行為が進行中であるということが強調され、それが強調されない場合は原形不定詞という理解で十分です。

I’ve heard her sing a song in her room.
彼女が部屋で歌を歌うのを聞いたことがあります。
I heard her singing a song as I walked past her room.
彼女の部屋を通り過ぎる時、彼女が歌を歌っているのを聞いた。

後の文では「彼女の部屋を通り過ぎる時」と瞬間的な出来事であることが示唆されているので現在分詞が使われています。『鉄腕アトム』でのお茶の水博士のセリフも見てみましょう。

You guys really saw a robot attacking?
「あんたたち本当にロボットが襲うところを見たというんじゃな。」

youとguysは同格です。youと言った後にguysと言い換えています。ロボットが攻撃している場面を見たのか尋ねていますが、原形不定詞を用いて、You guys really saw a robot attack? と言っても間違いではありません。ただし現在分詞を用いる方が動的かつ躍動感が出ます。

また、現在分詞は瞬間だけでなく、ある行為や出来事が繰り返されているときにも用いられます。

Akiko saw Hyuma throwing a ball against the wall of the building.
明子は飛雄馬がビルの壁にボールを(繰り返し)投げているのを見た。

明子は飛雄馬がボールを投げているのを見たのは一度だけなのでしょうか、それとも繰り返し投げている場面を目撃したのでしょうか? どちらなのかはこの文だけではわかりませんが、後者の意味にもなりうるということをしっかり頭に入れておいてください。

Akiko saw Hyuma throwing stones at the dogs.
明子は飛雄馬が犬に石を投げ続けているのを見た。

この文だとstoneが複数形なので石を投げつけるという行為が繰り返されているのが容易に推測できます。次の文も繰り返しの行為を表すために現在分詞が用いられています。アニメ『ザ・シンプソンズ』でのマージ(Marge)のセリフです。

Hey, come over here and feel our baby kicking.
こっちに来て赤ちゃんが蹴るのを感じて。

赤ちゃんが蹴るのを感じてほしいだけであれば、Feel our baby kick. と言ってもかまいません。ここでkickをkickingとすると、赤ちゃんが繰り返し蹴っている状況をイメージできます。

知覚動詞+目的語+過去分詞

「知覚動詞+目的語(O)+過去分詞」「Oが~されるのを見る/聞く/感じるetc.」を意味します。ここでOと原形不定詞は受身の関係になります。だから「~するのを」ではなくて「~されるのを」という意味になります。

I saw a junior student being bullied.
「後輩がいじめにあっていた。」
junior student=自分より年下の生徒→後輩; bully=(弱い者)をいじめる

これはアニメ『ノエイン もうひとりの君へ』の場面ですが、過去分詞の箇所が単なる受動態ではなく、進行形の受動態なので、I saw a junior student bullied. のbulliedがbeing bulliedとなっています。進行形の受動態がよくわからない人は以下の記事をお読みください。

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知覚動詞の一覧

知覚動詞は目的語の後に原形不定詞・現在分詞・過去分詞をとると説明しましたが、実はすべての知覚動詞がそうなのではありません。3つともとる知覚動詞はsee, hear, feelくらいなものです。過去分詞をとらない知覚動詞、原形不定詞をとらない知覚動詞、現在分詞しかとらない知覚動詞もあります。また原形不定詞・現在分詞・過去分詞をすべてとらない知覚動詞もあります(例えば、「聞こえる」のsound, 「味わう」のtaste、「触る」のtouch)。知覚を意味する動詞は数多くありますが、すべてを網羅すると逆にわかりにくくなるので、この記事では14個の知覚動詞に焦点を当てます。知覚動詞は目的語の後に、①原形不定詞・現在分詞・過去分詞のすべてを置くことが可能、②原形不定詞と現在分詞だけを置くことが可能、③現在分詞と過去分詞だけを置くことが可能、④現在分詞しか置けない動詞、の4つに分類できます。

①原形不定詞・現在分詞・過去分詞がとれる知覚動詞
see
hear
feel
②原形不定詞・現在分詞だけがとれる知覚動詞
watch
look at
notice
observe
listen to
③現在分詞・過去分詞だけがとれる知覚動詞
find
④現在分詞しかとれない知覚動詞
smell
perceive
spot
detect
catch

以下、これらの知覚動詞の用法を一つずつ見てみます。

原形不定詞・現在分詞・過去分詞がとれる知覚動詞

知覚動詞see, hear, feelは目的語の後に原形不定詞・現在分詞・過去分詞のすべてをとれます。

see 見える

「see+O+原形不定詞」は「Oが~するのを見る」、「see+O+現在分詞」は「Oが~しているのを見る」、「see+O+過去分詞」は「Oが~されるのを見る」を意味します。

I saw Suzu-chan leave the green room.
すずちゃんが楽屋を出るのを見た。
I saw Suzu-chan leaving the green room.
すずちゃんが楽屋を出ているのを見た。
I saw Suzu-chan expelled from the green room.
すずちゃんが楽屋から追い出されているのを見た。

seeの過去形のsawを「見た」と訳しましたが、seeは注意を払っていなくても自然と目に入る時に用います。劇場やコンサートホールやテレビ局での楽屋をthe green roomと言いますが、「楽屋」はdressing roomと訳してもかまいません。しかし、すずちゃんを楽屋から追い出すやつがいるとは…。とんでもない奴ですね!!

『風の谷のナウシカ』に「see+O+現在分詞」を使ったセリフが出てきます。キツネリスに気づいたナウシカにユパ様が事情を説明します。「こいつが羽虫にさらわれたのを人の子と間違えてな。」

I saw an insect carrying him off, and I mistook him for a human body.
insect=虫、ここでは王蟲のこと; carry A off=Aを運び去る; mistake A for B=AをBと間違う; human body=人間の体

ここでのhimはキツネリスのことです。日本語のセリフは「さらわれた」ですが、「さらわれそうになった」という方が正しいです。ユパ様はキツネリスがさらわれている瞬間を見たので、目的語の後が動詞の原形ではなく、現在分詞になっています。

hear 聞こえる

「hear+O+原形不定詞」は「Oが~するのを聞く」、「hear+O+現在分詞」は「Oが~しているのを聞く」、「hear+O+過去分詞」は「Oが~されるのを聞く」を意味します。

I heard Suzu-chan cry.
すずちゃんが泣くのが聞こえた。
I heard Suzu-chan crying.
すずちゃんが泣いているのが聞こえた。
I heard Suzu-chan’s name called.
すずちゃんの名前が呼ばれるのが聞こえた。

hearは注意を払っていなくても自然と耳に入る時に用います。意識的に聞く場合はlisten toとなります。

『けいおん!』に「hear+O+原形不定詞」を使ったセリフが出てきます。

I’d love to hear you play the guitar again, Yui-senpai!
中野梓「私、もう一度唯先輩のギターが聴きたいです。」

I would love to doはI would like to doと同義で「(ぜひとも)~したい」という意味になります。

また、hearに似た単語のoverhear (話し手に気づかれずに偶然聞く)も目的語の後に原形不定詞・現在分詞・過去分詞を置くことができるので、これもついでに覚えておいてください。

feel 感じる

「feel+O+原形不定詞」は「Oが~するのを感じる」、「feel+O+現在分詞」は「Oが~しているのを感じる」、「feel+O+過去分詞」は「Oが~されるのを感じる」を意味します。心が感じる時も、触れて感じる時もfeelです。

I felt somebody touch my shoulder.
誰かが私の肩に触れるのを感じた。
I felt somebody touching my shoulder.
誰かが私の肩に触れているのを感じた。
I felt myself touched on the shoulder.
自分の肩に触れられたのを感じた。

原形不定詞・現在分詞だけがとれる知覚動詞

知覚動詞watch, look at, observe, notice, listen toは目的語の後に原形不定詞と現在分詞を置くことができます。過去分詞が続くことはありません。

watch 見る

「watch+O+原形不定詞」は「Oが~するのを見る」、「watch+O+現在分詞」は「Oが~しているのを見る」を意味します。知覚動詞watchは目的語の後に過去分詞がきません。自然と目に入って見るseeとは異なり、watchは意識的に何かを見ています。

I watched Suzu-chan steal my wallet.
すずちゃんが私の財布を盗むのを見た。
I watched Suzu-chan stealing my wallet.
すずちゃんが私の財布を盗んでいるのを見た。
I watched my wallet stolen by Suzu-chan.

seeとwatchの違いに注目しましょう。seeは目的語の後に過去分詞をとれますが、watchは過去分詞をとれません。

〇 I saw a car parked in front of my store.
× I watched a car parked in front of my store.
私の店の前に車が止まっているのが見えた。

インターネットには「watch+O+過去分詞」の例文を載せている間違った解説記事を見かけますが、間違いなのでよい子は真似をしないように気をつけてください。

Aki watched the old building demolished to rebuild.
(アキは古い建物が再建のために取り壊されるのを見た) ←間違い

『もののけ姫』の最初の場面に「watch+目的語+原形不定詞」のセリフが出てきます。タタリ神となったイノシシと格闘してアシタカは傷を負いますが、あざが徐々にひどくなり町の人は「ただ死を待つしかないというのは…」 とつぶやきます。

“Do we just sit here and watch him die?”
just=ただ~だけ; die=死ぬ

この発言をしている人は向かって左から2番目の男です。

look at 見る

「look at+O+原形不定詞」は「Oが~するのを見る」、「look at+O+現在分詞」は「Oが~しているのを見る」を意味します。知覚動詞look atは目的語の後に過去分詞がきません。自然と目に入って見るseeとは異なり、watchとlook atは意識的に何かを見ています。

Look at Suzu-chan dance!
すずちゃんがダンスをするのを見て!
Look at Suzu-chan dancing!
すずちゃんがダンスをしているのを見て!

「look at+O+原形不定詞」はアメリカ英語で、イギリスではこの形では使われないようです。

observe 観察する

「observe+O+原形不定詞」は「Oが~するのを観察する」、「observe+O+現在分詞」は「Oが~しているのを観察する」を意味します。知覚動詞observeは目的語の後に過去分詞がきません。observeはwatchの同義語ですが、「注意深く」見るというニュアンスが加わります。

I observed Suzu-chan enter the hotel.
すずちゃんがホテルに入るのを見ました。
I observed Suzu-chan entering the hotel.
すずちゃんがホテルに入っているのを見ました。

notice 気づく

「notice+O+原形不定詞」は「Oが~するのに気づく」、「notice+O+現在分詞」は「Oが~しているのに気づく」を意味します。知覚動詞noticeは目的語の後に過去分詞がきません。注意を払って気づいたのであればobserveですが、たまたま気がついたらnoticeです。

I noticed Suzu-chan sing in a bath tub.
すずちゃんがお風呂で歌っているのに気づいた。
I noticed Suzu-chan singing in a bath tub.
すずちゃんがお風呂で歌っているのに気づいた。

The man noticed his money stolen by someone. という英文を載せている知覚動詞の解説記事を見かけましたが、noticeは目的語の後に過去分詞がこないので間違いです。ほかで見かけたI noticed my wallet stolen by Kenny. という英文も間違いです。

listen to 聞く

「listen to+O+原形不定詞」は「Oが~するのを聞く」、「listen to+O+現在分詞」は「Oが~しているのを聞く」を意味します。知覚動詞listen toは目的語の後に過去分詞がきません。自然と聞こえたのであればhearです。listen toだと意識的に聞くというニュアンスになります。

『耳を澄ませば』に「listen to+O+原形不定詞」の構文が出てきます。聖司らとカントリーロードを歌った雫。 聖司はまた歌いに来るよう言いますが、雫は「聴くだけならなあ。歌うのはつらいよ。」と返答します。英語版ではこの箇所が意訳されています。listen toはlisten to you to play…ではなく、このようにlisten to you play…になります。

Next time I’m keeping my mouth shut. No yelling or singing. But I could listen to you play violin for hours.
次はずっと口を開かないから。叫ばないし、歌わないし。でもあなたがバイオリンを弾くのは何時間でも聴けるわ。
next time=この次は; keep one’s mouth shut=黙っている; yell=大声で叫ぶ; for hours=何時間も

目的語の後に現在分詞がくると、
I could listen to you playing violin for hours.
となります。listen toは目的語の後に過去分詞を置くことができないので、
I could listen to violin played by you for hours.
と言うことはできません。

現在分詞・過去分詞だけがとれる知覚動詞

find 見つける

findは目的語の後に現在分詞と過去分詞を置くことができますが原形不定詞が続くことはありません。「find+O+現在分詞」は「Oが~しているのを見つける」、「find+O+過去分詞」は「Oが~されているのを見つける」を意味します。

I found Suzu-chan secretly meeting with her boyfriend.
すずちゃんが彼氏とこっそり会っているのを見つけた。

I found a Kitten abandoned in a garbage can.
ゴミ箱に捨てられた子ネコを見つけた。

現在分詞しかとれない知覚動詞

知覚動詞のsmellperceivespotdetectは目的語の後に現在分詞を置くことができます。しかし原形不定詞と過去分詞をとることはないので注意してください。

smell においをかぐ

「smell+O+現在分詞」は「Oが~しているにおいをかぐ」を意味します。

I smell something burning.
何かが焦げているにおいがする。

perceive 気づく

「perceive+O+現在分詞」は「Oが~しているのに気づく」を意味します。

I perceived something moving in the shadows.
物陰で何かが動いているのを感じた。

spot 気づく

「spot+O+現在分詞」も「Oが~しているのに気づく」を意味します。『耳をすませば』の屋上で聖司が雫に告白する場面で「spot+O+現在分詞」を使った表現が出てきます。「俺、図書カードで、ずーっと前から、雫に気がついてたんだ。図書館で何度もすれ違ったの、知らないだろう。となりの席に座ったこともあるんだぞ。」これが英語版では以下のように訳されています。

You know, I noticed you a long time ago. I first spotted you reading in the library. I walked past you hundreds of times, but you never noticed me, right?
notice=spot=~に気づく; a long time ago=ずいぶん前; walk past=~を通り過ぎる; hundreds of times=何百回

detect 見つける

「detect+O+現在分詞」で「Oが~しているところを見つける」を意味します。

This slow motion camera just detected something massive entering our planets atmosphere. 
このスローモーションカメラは惑星の大気圏に突入する巨大な何かを検知しました

catch 見つける

「~をつかまえる」という意味でよく使われるcatchは、「catch+O+現在分詞」で「O~しているところを見つける」という意味になります。

I caught Suzu-chan reading my e-mail.
すずちゃんが私のメールを読んでいるところを見つけた。

知覚動詞の受動態

ここまで説明してきた知覚動詞はすべて能動態です。知覚動詞を受動態にすると、目的語の後の原形不定詞がto不定詞に変化します。以下、知覚動詞のsee, hear, observe, feel, noticeが受動態で使われている例文を載せておきます。

I saw Suzu-chan go through a red light.
すずちゃんが信号無視をしているのを見ました。
➡Suzu-chan was seen to go through a red light.
すずちゃんは信号無視しているところを見られた。

His classmates heard Yutabon complain about the homework.
クラスメートはゆたぼんが宿題について文句を言っているのを聞いた。
➡Yutabon was heard to complain about the homework by his classmates.
ゆたぼんは自分が宿題について文句を言っているのをクラスメートに聞かれた。

Many people observed Tanoshingo beat his agent.
多くの人が楽しんごがマネージャーを殴るのを目撃した。
➡Tanoshingo was observed to beat his agent by many people.
楽しんごは自分のマネージャーを殴るのを多くの人に目撃された。

We must first agree on a principle that is felt to be fair.
まず、公平だと思われる原則に同意する必要があります。
※feelは「…が~だと思う」の意味のときにのみ受動態にできます。身体的に感じるという場合は受動態にしません。

My fiancee was noticed to be slutty.
私のフィアンセが男関係でだらしがないというのがわかった。

知覚動詞の目的語の後が現在分詞や過去分詞の場合は、現在分詞と過去分詞に変化はありません。

現在分詞
I saw Suzu-chan going through a red light.
➡Suzu-chan was seen going through a red light.
すずちゃんは信号無視をしているのを見られた。

過去分詞
I saw Suzu-chan being hugged by many kids.
➡Suzu-chan was seen being hugged by many kids.
すずちゃんは多くの子供にハグされているのを見られた。

ただし、どの知覚動詞も受動態にできるわけではありません。例えばwatchは受動態にならないので、I watched Suzu-chan steal my wallet. を受動態で Suzu-chan was watched to steal my wallet. と言うことはありません。see, hear, observe, feel, noticeは受動態にすることができますが、能動態で表現する方が自然でわかりやすいので、実際に使う機会はほとんどありません。英語の文法問題で問われたときに正しく答えられる程度の知識を得るだけで十分です。

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