例単講座

インターネットの英和辞典の使い方

※『例文で英単語を4800語覚える』講座受講生を対象とした記事です。

紙の辞書を重宝がる英語の先生は多いですが、電子辞書やインターネットで調べる方が手っ取り早いです。私は覚えておくべきと判断した英単語と役に立つ例文はすべて自前の暗記ノートに記入するので、いちいちタイプせずに文章をコピペできるよう調べ物はパソコン閲覧でのインターネット検索で済ませています。スマホでも同じことは可能でしょうが、パソコンに比べると画面が圧倒的に小さいのでこの作業には向いていなさそうです。そのためパソコン嫌いのスマホユーザーはインターネットよりも電子辞書の方が使いやすいかもしれません(私は自前の暗記ノートにコピペできないという理由で電子辞書は使っていません)。

電子辞書のユーザーは英単語の意味を調べる時に電子辞書を使ってまったく問題ありません。「どの電子辞書が良いか?」という質問の最も妥当な返答は「どれも大差ないので特に気にする必要がない」です。ただしインターネットの英和辞典と和英辞典は千差万別なので注意が必要です。以下、お勧めのインターネット英和辞典・和英辞典を紹介します。

weblio英和辞典・和英辞典

ネットの英和辞典・和英辞典はweblio( ejje.weblio.jp )をまずは使ってみてください。ネットで利用できる英和辞典としては一番使いやすいです。「と一致する」の左側の空欄に調べたい単語をタイプし、パソコンのエンターキーを押すとその単語の意味が出てきます( 「項目を検索」をクリックしてもよいです)。例文の中に意味のわからない単語がでてきたらまずはweblioで調べてみましょう。ただし、weblioは「英辞郎」よりもは間違いがはるかに少ないですが、たまに単語の意味の説明と例文がおかしいことがあります。おかしい場合はこれはおかしいと大体推測がつくので、その時はほかの辞書で単語の意味を再チェックしてください。英単語の発音もweblioで確認できます。例えばfemaleの発音を聞きたいときは、http://ejje.weblio.jp/content/female の「音声を聞く」の右隣にある「クイック再生」と書かれてあるスピーカーをクリックすると英単語が発音されます。文章全体の発音はGoogle Translate ( http://translate.google.co.jp/ )で確認できます。左側のボックスに英語の文章を入力し、ボックスの右下にあるスピーカーをクリックすると英文が発音されます。

英辞郎

weblioの次にマスターすべきネット英和・和英辞典は「英辞郎」( alc.co.jp )です。収録語数が最も多い英和・和英辞典です。通常の英和辞典と異なり、単語ではなくフレーズで検索できるのでイディオム・熟語の意味を調べたいときに特に重宝します。ただし、英辞郎で単語チェックするときはかなり気をつける必要があります。英辞郎は監修がちゃんとなされておらず、英文の日本語での説明がおかしいことがよくあります。また、英文の多くがネイティブチェックされていないので不自然です。そのため、英辞郎で調べてみても、それが正しいかどうか少しでも不安になったら、別の辞書やグーグルで再チェックする必要があります。

間違いが多いのになぜ英辞郎も勧めるかというと、とにかく例文が多いからです。例えば「落とす」の例文を検索して見ると18ページ分もの例文が出てきます。http://eow.alc.co.jp/search?q=%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%99
これだけ多いと逆に調べにくくなりますが、Weblioでは3つくらいしか例文が載っていない英単語でも、英辞郎では30以上載っていれば、英辞郎の方がよい例文に出会う確率は高くなります。

英辞郎でまず覚えておくべき検索方法は、空欄のある文の検索です。「Bの上にAを置く」という意味のput A on Bの用例を調べる場合Aの所を空欄にして調べないといけませんが、英辞郎ではキーボードの「へ」のところにある ~ を空欄に付け加えて検索します。例えば
put ~ on
で調べると、http://eow.alc.co.jp/search?q=put+~+on という検索結果が出ます。

Linguee

Lingueeも例文が豊富です。Lingueeの方が英辞郎よりも例文数は少ないですが、例文のクオリティが高く、正確です。linguee.jp

その他のネット英和・和英辞典

「例単講座」に出てくる例文集には英語で意味の説明をしている説明をしている英単語もあります。英語の説明ではピンとこない場合はweblioで意味を調べてみてください。ただし、英和辞典よりも英英辞典の方が意味やニュアンスを理解しやすい単語も多いので(とくに形容詞・副詞・動詞)、英英辞典も使えるようになりましょう。英英辞典は次の回で紹介しますので、現段階ではweblioを使いこなせるようになってください。ただし前々回に説明したように、weblioの説明はたまに間違います。正確さを重視する場合は、

小学館「プログレッシブ英和中辞典」kotobank.jp もしくは dic.yahoo.co.jp  
研究社「新英和中辞典」excite.co.jp/dictionary  
研究社「ルミナス英和辞典」kenkyusha.co.jp/modules/08_luminous

を使ってください。

例文がアニメのセリフからとられているときは、誰のセリフか単語帳にカタカナで載せています。どのアニメの登場人物かわからないときは添付している別表(←クリックしてください。PDFファイルが出ます)参照してください。別表には『凉宮ハルヒの憂鬱』のナンバーも記されています。英単語帳に「03 キョン」と書かれているときは、『凉宮ハルヒの憂鬱3』のエピソードでのキョンのセリフということになります。

Googleでググる

英文を書くときにGoogleは非常に役に立ちます。伊藤和夫の『基本英文700選』に出ている英文は間違いだらけですが、それを調べる際にもGoogleを利用しました

Googleでのググり方でまず覚えておくべき事は以下の2つです。

①複数の単語からなるフレーズやセンテンスを検索するときはクオーテーションマークをつける。例えば、イチローを絶賛するコメントを見たいときに “ichiro is a great player” で検索すると数多くの文章が検索されます。Googleでは小文字と大文字は区別されないのでIchiroでもichiroでもかまいません

②空欄は * をつける。例えば、イチローはどう評価されているか調べたいときは “ichiro is a * player” で検索すると、great, good, famous, better, different, a below averageといろんな評価をしている文章に出会うことができます。