英文法

時を表す接続詞一覧

※『例文で英単語を4800語覚える』講座受講生を対象としたサブノートです。 テキストは旺文社の『表現のための実践ロイヤル英文法』を使用。「第11章 接続詞」の「117A 時の副詞節を導く接続詞」(pp.236-242)を熟読してください。

文の中で副詞として働く節を副詞節と言います。時を表わす接続詞にはwhen, whenever, while, as, before, after, till, until, by the time (that), since, as soon as, no sooner ~ than, hardly [scarcely] ~ when [before], directly, immediately, the instant, the moment, if, once, every time, each timeなどがあります。

when ~するときに

【例文】I was 21 years and 218 days old when I received the Academy Award for Best Actress.

「私がアカデミー主演女優賞を受賞したのは、21歳と218日のときでした。」女優のマーリー・マトリン(Marlee Matlin, 1965-)さんの言葉です。the Academy Award for Best Actressは「アカデミー賞の主演女優賞」のことです。whenはこのように「~するときに」「~であるときに」を意味します。「21 years and 218 days old」はここでは「21歳と218日」と訳しましたが、日本語にはない表現方法なので訳しにくくなります。日本語では生まれてからどれだけ歳月が経っているかは基本「年」で表します。だから「年」、「歳」、「年齢」と言います。でも英語ではyear(s)でそれを表現する必要はありません。生まれたばかりの赤ちゃんだと「0歳」と言わずに、She is 50 seconds old. と「秒」で表してもいいし、10 minutes oldでも7 hours oldでも3 months oldでもかまいません。この点については下記の記事をお読みください。

whenever ~するときはいつでも、~するたびに

飛行石の光についてパズーがこう言います。「シータが降りてきたときもそうだったよ。」

“I guess your necklace must come to life whenever you’re in trouble.”

guess=~を推測する; come to life=生き返る; be in trouble=困難な状態でいる

wheneverは「~するときはいつでも、~するたびに」を意味する接続詞です。

while ~する間に

ハクが千尋に言います。「橋を渡る間、息をしてはいけないよ。ちょっとでも吸ったり吐いたりすると、術が解けて店の者に気づかれてしまう。」

You have to hold your breath while we cross the bridge. Even the tiniest breath will break the spell, and then everyone will see you.

hold one’s breath=息を止める; cross a bridge=橋を渡る; tiny=extremely small; breath=呼吸; break the spell=呪文 [魔法、のろい]を解く

whileは「~する間に」を意味する接続詞です。ナウシカに感謝の意を述べるアスベルもこの接続詞を使っています。

「すまなかった。妹をみとってくれた人をぼくは殺してしまうところだった。」 

I apologize. You took care of my sister while she was dying, and I just shot down your ship.

apologize=謝罪する; take care of=~の世話をする; be dying=死にかけている; shoot A down=~を撃ち落とす。takeはtake-took-taken、shootはshoot-shot-shotに活用変化します。

as ~するとき、~しながら

接続詞asは「~するとき」、「~しながら」を意味します。つまり時を表わす接続詞asはwhenとwhileの2つの意味があるわけです。どちらの意味かどうかは文脈で判断する必要があります。

【例文】I saw Suzu-chan as I was getting off the train. (電車を降りようとしたとき、私はすずちゃんを見た。)

【例文】As time passed, things seemed to get worse. (時が経つにつれて事態は悪化したようだった。)

before ~する前に, after ~した後に

beforeは「~する前に」、afterは「~した後に」を意味します。

【例文】That dog ought to be destroyed before it attacks any more children.

「その犬はこれ以上子供たちを襲う前に処分されるべきだ。」 「~を破壊する」という意味のdestroyは受け身のbe destroyedで「(動物を)殺される、処分される」という意味になります。

魔法の力がなくなったキキにオソノが「そりゃあかまわないけど。魔法の力って戻るんでしょう?」と言います。

“Well, that’s no problem. I’ll bet your powers come back after you’ve have some rest.”

I’ll bet=I’m sure; come back=戻る; have a rest=体を休める、一休みする

have a restをhave some restとすることで「少し休息する」という意味あいが強くなります。

till, until ~するまで

「~するまで」はtillかuntilで表します。untilの方が多少堅い表現でライティングの時はtillよりもuntilを使った方がよいでしょう。tillとuntilは動作や状態の継続を表わす文で使われますが、「~するまでに」という意味で、その時までに何かが完了することを表わす場合にはby the timeを用います。

キキがジジに「お願い、探したらすぐ助けに行くから。」と言いますが、英語版では「本物が見つかるまで、ただ人形のふりをしとけばいいのよ。 」という意味のセリフに変わっています。

You can just pretend to be the doll until I find the real one.

pretend to do=~するふりをする; doll=人形; oneは前述のdollのこと

by the time ~するまでに

【例文】By the time I was at college, I became very alert to the question of racial discrimination.

米国の劇作家アルバート・マルツ(Albert Maltz)の言葉です。「私は大学に入るまでに人種差別の問題に非常に敏感になっていた。」

be at collegeは「大学に在籍する」、alertは「警戒した、注意を怠らない giving all your attention to what is happening」、racial discriminationは「人種差別」という意味です。

since ~して以来

「~して以来」はsinceで表します。sinceを使うと「~してから現在まで」もしくは「~してから過去のある時点まで」を意味するので、ほとんどの場合で主節は現在完了か過去完了で表します。sinceの節は過去形で表します。

ソフィーがカブ頭にこう言います。「でもおまえ、なんで一人で立ってるの? 頭がカブね。あたし、小さい時からカブは嫌いなの。 」

But how are you standing on your own like that? Your head’s a turnip. I’ve always hated turnips, ever since I was little. At least you’re not upside down now.

stand on one’s own=自分自身で立つ; head=頭; turnip=カブ; hate=don’t like; ever sinceのeverは強調。「~以来ずっと」の意; upside down=さかさまに

as soon as ~するとすぐに

「~するとすぐに」という意味で最もよくつ分かれるのがas soon asです。

ナウシカ「水が静まったらすぐ離水して上空に待機。」

Take off as soon as the waters are calm, wait for me above the cloud line.

take off=離陸する; calm=穏やかな、静かな; wait for=~を待つ; above=~よりも上に

no sooner ~ than… ~するとすぐに…

as soon asよりも硬い表現で、as soon asよりも頻出度もかなり小さいです。

【例文】No sooner had he sat down than the phone rang.

「彼が座るやいなや電話が鳴った。」(=The phone rang as soon as he sat down.)

the instant, the moment ~するとすぐに

the instantやthe momentもas soon asと同じように「~するとすぐに」という意味になりますが、自分が話したり書いたりするときはas soon asの表現を使えれば十分です。

【例文】The brain is a wonderful organ; it starts working the moment you get up in the morning and does not stop until you get into the office.

詩人のロバート・フロスト(1874-1963)の言葉です。「脳は素晴らしい器官である。朝起きるとするぐに活動し始め、オフィスに入るまでストップしない。」 仕事が始まったら頭がちゃんと働かなくなると皮肉っています。

once いったん~すると

「いったん~すると」の意味の接続詞がonceです。

「自分の中に原石を見つけて、時間をかけて磨くことなんだよ。」

Once you’ve found your gems you have to polish them.

gem=原石; polish=~を磨く

every time ~するたびに

「~するたびに」はwheneverだけでなく、every timeもしくはeach timeでも表すことができます。

フィオが飛行艇乗りの素晴らしさを説いている場面です。「それは海と空の両方が奴らの心を洗うからだって。」

Every time they fly, both the ocean and the sky purify their hearts.

fly=空を飛ぶ
ocean=大洋; purify=~を浄化する; heart=心

each time ~するたびに

I re-read the books I assign to my students. Each time I do, I learn something new.

Deborah Harkness(@DebHarkness) さんの言葉です。「私は自分の生徒に割り当てた本を読み直します。そのたびに新しいことを学びます。 」re-readは「~を再読する」、assign A to Bは「AをBに課す」、something newは「何か新しいもの」、each timeはevery timeと同じく「~するたびに」という意味です。