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レーシック割引クーポン券をやたら配りたがる人たち

藤沢という人のブログをたまたま見かけました。訪問者数が月20万〜30万PVを誇るブロブロガーさんだそうです。人気のブログのようですがなぜか3年以上前に書かれた記事をブログの最初のページに掲載しています。「品川近視クリニック・レーシック手術体験談、リアル口コミ。紹介クーポンあり!「8年経っても絶好調」」という記事です。

https://iphonedocomoss.com/201702199552

ざっと記事を読んでみると
①レーシックは安全だ。
②とくに品川近視クリニックが安全だ。
③私は品川近視クリニックの割引券を持っているので、手術を受けたい人は連絡してほしい。
という内容でした。

ここで3つの謎
①レーシックのクーポンを配りたがる人をよく見かける。
②レーシックの安全性をことさら強調したがる人を見かける。
③品川近視クリニックで手術を受けることを勧める人を見かける。

なぜなのでしょうか?

なぜ彼らはレーシッククーポン券を配りたがるのか?

レーシック割引クーポン券を配りたがる人たち

ツイッターで「レーシック受けようかなあ」とつぶやくと突如、見知らぬ人から「割引券が余っているので差し上げましょうか」というツイートが送られてきます。下のようなツイートです。

藤沢さんの場合、最初、自分からではなく読者の人たちから紹介状を欲しいと言われたそうです。

これほどの長文で体験談を書いてみんなに読んでもらっていると、
「あなたのところから申し込むと、安くなるの?」という声を多く頂きました。

へえー、レーシック体験談を書くと「あなたのところから申し込むと、安くなるの?」 といった図々しいことを読者が言ってくるのですね。クリニックの職員でもない人に対して「あなたのところから」も何もないかとは思いますが、不思議な人たちがおられるものです。

それはともかく、藤沢さんは読者の声に応えようとして品川近視クリニックに連絡をとったら割引クーポン券をもらえたそうです。

で、そんなものは手元になくて断っていたんですが、もしやと思い、7年前に手術を受けた「品川近視クリニック」に電話をしてみると、カンタンにお友達紹介クーポンがもらえました。

それ以来、藤沢さんはブログで品川近視クリニックの割引クーポン券を配っておられるようです。ブロブロガーさんであれば、ブログで毎週のように新しい記事を書いているはずなのに、なぜか2017年2月に書かれたレーシッククーポンの記事を最初のページに持ってきています。藤沢さんに限らず、インターネットでレーシッククーポン券を配っている人たちはなぜそこまで必死になってクーポン券を配りたがるのでしょうか?

その理由はもちろん一つ。

お金が儲かるからです。

レーシッククーポン券を配ってお金儲けをする人たち

品川近視クリニックでレーシック手術を考えているとツイートすると、「たまたま自分は割引券を持っているのでもしよかったらどうぞ使ってください」というツイートをせっせと送ってくる人がいます。彼らはなぜ必死にクーポン券を見ず知らない他人に渡したがるのでしょうか。

めっちゃいい人だから?

もちろん違います。正解は「儲かるから」です。「割引券を持っているのでもしよかったら送りましょうか?最大5万円安くなります」「ホントですか? ぜひ送ってください。ありがとうございます」「世の中には親切な人がいるんだなー。 」なんて会話がよくツイッターで繰り広げられていますが、別に親切だからクーポン券を配っているのではありません。彼らはお金儲けをしているだけです。

クーポン券を使ってレーシック手術を受けると、クーポン券を配った人に謝礼が支払われます。その額は一件につき最大4万円です。「見も知らぬ私にわざわざ割引券の手配をしてくれる優しい人」ではなく、「見も知らぬ人に4万円も得をするようなことをわざわざしているバカな自分」という方が正しいです。月に10人クーポン券を配れたら最大40万円の収入です。 20人だと80万円。 なんておいしい商売なのでしょうか。

なぜ彼らはことさらレーシックの安全性を訴えるのか?

「クーポン券をもらう人も割引してもらえるのだから配る人が儲かっても別にいいでしょう。」とクーポン券を配る人は言いそうです。「誰も困らないんだし」とも言いそうですが、レーシック手術が失敗して困るのはクーポン券をもらってレーシック手術を受けた人たちです。レーシックの割引券を配る人はことさらレーシックの安全性を訴えますが本当に安全なのでしょうか?

レーシック手術は安全か?

レーシック手術のリスクについてはネットで検索すれば簡単に出てくるのでここでは2つだけ紹介しておきます。

消費者庁の調査(2013年)

2013年11月に消費者庁が国民生活センターと提携して600人のレーシック手術経験を対象にアンケート調査を実施しています。大々的に報道されたのでご存じの方も多いでしょうが、この調査で600人の約4割の人に何らかの目の不具合があることが判明しました。この中には軽いドライアイなどの軽症も含まれていますが、レーシック経験者の半数近くがレーシック手術以前には感じなかった目の調子の悪さを手術後に持つようになっていることは頭に入れておくとよいと思います。日本眼科学会と日本眼科医会もレーシック手術を安易に受けないように注意喚起していますので、興味のある方は以下のサイトをお読みください。

日本眼科学会 http://www.nichigan.or.jp/news/044.jsp

日本眼科医会 https://www.gankaikai.or.jp/important/lasik.html

日経メディカルの調査(2015年)

レーシック手術に否定的な人がよく持ち出す話が「レーシックが安全だったら眼鏡の医師がいなくなるはずだ」というものです。たしかに病院やクリニックにいる医師(特に眼科医)は眼鏡率が高い感じがします。誰もが医師が嫌がる手術は受けたくないでしょうが、本当に医者はレーシック手術が嫌いなのでしょうか?

この問いに応えるべく、日経メディカルOnlineが2015年に1003人の医師に対してアンケート調査を行いました。「近視だとしたら、レーシック手術を受けますか?」という問いに対して 91%が受けないと回答。つまり10人中9人の医師は近視を治すためにレーシック手術を自分が受けることがないと回答しています。

レーシック

手術を受けない理由として挙がったのが
1. 長期予後が不明 118人
2. 失敗が怖い、危険、リスクが高い 106人
3. 副作用の懸念、安全性に疑問 96人
などです。

1000人の医師に尋ねたら900人以上が自分は受けないという手術、1万2千人以上いる日本の眼科医のほぼ全員が所属している日本眼科学会が安易に受けるべきではないと注意喚起している手術。それがレーシック手術です。レーシックは手術中に眼圧を急激に上げ、三叉神経を切断し、角膜を削ります。そのため様々な合併症・後遺症のリスクを伴います。以前「レーシックの不具合」についてまとめたことがあるので興味がある方は以下の記事をお読みください。

レーシックは安全だというウソ話を広める人たち

藤沢という方は「バランスをとった」、「レーシックのネガティブな面に焦点を当てました」とあたかも公平な視点から分析したように語りながら、レーシックのリスクは飛行機が落ちるリスク程度と主張し、レーシック手術を受けるよう勧めています。 「マジでサイコー!」「なんでみんなしないの?」「人生最高のお金の使い方だ!」 「いつやるの?いまでしょ!」 だそうです。

藤沢さんによるとコンタクトレンズの方が危険だそうです。

コンタクトレンズの方がよっぽど危険ですから。
毎日毎日、自分の目を、消毒もろくにしてないような指で触るわけです。
毎日2回。一年で700回近く。しかも、僕もあなたもめんどくさがりやでしょう。
必ずするように言われてる「こすり洗い」をせずに保存したことだってあるでしょうし、洗浄液がなくて、水道水で保存したことも一回くらいはあると思います。
急遽お泊まり会でウェーイテンション上がっても、「コンタクトの保存液ぃぃぃ・・」と嘆いた学生時代が懐かしい。カピカピになって目覚める翌朝。

彼はワンデーの使い捨てコンタクトレンズを使ったことがないようで、今どきのコンタクトレンズユーザーの多くはこすり洗いもしなければ洗浄液と保存液を使ったこともないことを知らないようです。たぶん洗浄保存液も知らないのでしょう。

大々的にビジネスとして成立しているということは、ほとんど(99%以上)は安全で、そこに一部の事故や例外があるのは仕方ない。

「大々的にビジネスとして成立しているのであれば99%以上は安全」だそうです。その論法が正しいのであれば(正しくないですけど)、安全でないとビジネスは縮小するのでしょう。実際、レーシック手術のリスクについての認知が広まり、レーシック手術を受ける人は激減しているそうです。興味のある方は以下の記事をお読みください。

レーシック、後遺症被害者多発で手術数9分の1に…常に激痛や視覚障害、国が注意喚起

藤沢さんはこうも言っています。

水晶体のみに手術をほどこすレーシック手術では、どう失敗しても失明することはありません。もちろん、失明以外の失敗パターンはいくつかあります。光が眩しすぎる、とか、目薬が手放せなくなる、とか。 とはいえ、この「失明はしない」という事実が僕の背中を押してくれたのは、確かです。

レーシック手術を受けて失明した事例は報告されています。手術を契機として角膜ヘルペスが発症し、その処置が遅れて失明した事例と、手術後に目の炎症がひどくて大量のステロイド目薬を投与されて眼圧が急激に上昇し急性緑内障を発症し失明した事例です。前者については2013年にフライデーの「私、レーシック手術で失明しました」に掲載されています(Kさんのことです)。後者のケースについては「レーシックはやめときや 2年以内に失明するから ソースは俺」はお読みください。ちなみに私は双方の人とツイッターで話したことがあります。

その消費者庁に寄せられた相談件数が、5年間で80件。次に、手術数を出します。
これはそれぞれのサイトのトップページに書いてあります。とりあえず有名どころをピックアップ。合計は274万件。単純に274万件の施術をして、80件の被害があったとすると、その被害率は80/274万=0.00003 なので、 0.003%の確率で被害(消費者庁に問い合わせるほどの)が起こります。10万人が受けて3人の確率です。ちなみに航空機に乗って死亡事故に遭遇する確率が、0.0009%とされています。なので飛行機でどこかに行って帰ってくれば往復なので0.0018%、2回旅行に行って帰れば、0.0036%で死亡します。この時点でレーシック手術の危険性と並びます。レーシック手術を受けるのと、航空機で2往復するのが同じくらいの危険性です。しかも航空事故に遭うと即死です。それに比べれば、レーシックでのミスは症状は辛いけど、まだ生きていられます。

消費者庁に寄せられたレーシック相談の数は80件というのは実はでたらめです。2013年以前、レーシック難民の間で消費者庁が被害届を受け取ってくれないと不満の声であふれかえっていたのですが、80件というのは訴えがあった中で特に「事故情報」としてデータバンクに入れられた数です。消費者庁に「レーシック手術を受けて目の調子が悪い」と訴えたら、即データに入れられるわけではありません。もしそんなことをしたらそれこそ「反」レーシック組織がじゃんじゃん電話をかけてレーシック被害数を簡単に水増しするでしょう。消費者庁というのは医療のプロではないので医療事故があったと報告しても簡単には処置してくれません。本当に事故かどうか調べる余裕もなければ、医療の専門スタッフもいません。 また、レーシックで不具合のあった人のほとんどが消費者庁に報告していません。消費者庁に報告して何になります? 手術をしたクリニックに賠償金を支払うよう連絡してくれるのですか? そんなことしませんよね。じゃあせめて後遺症の治療をしてくれる評判の良い眼科病院を紹介してくれますか? そんなことしませんよね。そもそも、レーシックに限らず、手術後のトラブルを消費者庁に連絡すると一応応対はしてくれる、ということを知っている日本人は何パーセントいますか? 「自分は「消費者」として手術を受けたんだ」なんて発想をできる人はどれだけいますか? あんまりいないんじゃないでしょうか。「レーシックの手術に失敗したら消費者庁に報告するはずだ。消費者庁には80人相談があったそうだから、レーシック被害者の数は80人くらいだ」なんてバカな発想ができる人はそれこそバカしかできそうもないです。でも彼らは本当にバカなのでしょうか? たぶんそうではありません。彼らには彼らなりにレーシックは安全だと訴えないといけない理由があるのでしょう。

「レーシックは安全」という神話が広まると得をする人たち

レーシック手術の失敗率が1割だと仮定しましょう。逆に言うと成功率は9割です。あなたは失敗率が10%の手術を受けますか?

私は受けません。自分がガンにかかって手術の成功率が9割と聞いたら喜んで受けるでしょうが、レーシックをしなくてもメガネとコンタクトレンズで間に合わせれば済むだけのことなので、あえて失敗のリスクのあることはしません。

でも「私は受ける」という人がいてもよいと思っています。例えば、どうしてもオートレーサーになりたい人。裸眼視力が低いと最初の身体検査で落とされるのでレーシックをしないとオートレーサーになりたくてもなれない人は数多くいます。コンタクトレンズはどうしても合わなくてつけられないけど、仕事上、メガネの使用は無理という人でレーシックをせざるを得ない人もいます(ただしICLの方がレーシックよりも安全性が高いということをお忘れなく)。

しかし、失敗率が1割というのも単なる仮定です。「失敗」といっても、①種類、②程度、③時期によって様々に異なります。また、レーシック手術を受けることに関心がある人に統計的なデータによる説明はできても、手術を受ける人が手術を受けて統計データのどの班長に入ってしまうかは全く予測不可能です。失敗率が0.1%だとしてもその千人に1人にあたってしまえばその人のそれからの人生はつぶれてしまいます。

そうなるとレーシックは比較的安全だと思っていても軽々しくは他人に勧められません。実際、レーシック手術を実際に受けて非常に満足している人も、まともな人であれば、自分がよかったからといって軽々しく他人にはレーシックを勧めません。自分がうまくいったからといってほかの人もうまくいく保証は何もないし、自分が勧めた手術が失敗しても何も責任が取りようがありませんから。自動車事故を起こしたのであれば金を払えばいいですが、友人に勧めたレーシック手術が失敗したらあなたはどうしますか? 自分の眼球を与えたくても今の医療技術ではできませんよ。

にもかかわらず、レーシック手術を他人にことさら勧める人がいます。どういう人かというと、それで儲かる人です。レーシックのクリニックとそこで勤めるレーシック医やその他職員は当然のことながら「レーシックは安全だ」と言ってレーシック手術を他人に勧めます。レーシックの割引クーポン券を配っている人も「レーシックは安全だ」と言ってレーシック手術を他人に勧めます。この二つの共通点は一つです。額は違いますが、どちらも儲かるから他人に「レーシックは安全だ」と言ってレーシック手術を受けさせようとします。

お金って本当に怖いですね(。-_-。)

なぜ彼らはことさら品川近視クリニックで手術を受けることを勧めるのか?

レーシック手術の被害者をモンスターカスタマー呼ばわりする人たち

インターネット上でレーシック手術をことさら勧める人たちが勧めるクリニックといえば2つしかありません。品川近視クリニックと神戸神奈川アイクリニックの2つです。割引クーポンを配っているためです。神戸神奈川アイクリニックは2019年8月末になくなったので今後は品川近視クリニックただ一つに絞られるでしょう。

藤沢さんも品川近視クリニックで手術を受けることを勧めています。品川近視クリニックのクーポン券を使ってもらわないとお金儲けできないから、当然のことなのでしょうが、そうなるとなぜ品川がいいのかブログ読者に説明しないといけません。藤沢氏も一応それをやっているのですがまったく説得力がありません。本人が2008年に有楽町の品川近視クリニックで手術をして満足していること、「一番有名で、症例数ナンバー1だし、検索しても一番に出てくる」の2点だけです。

レーシック難民の手術先で一番多いのが品川近視クリニックであり、被害者の話はネットで少し検索すればすぐ出てくるのですが、品川近視クリニックのクーポン券を使ってもらわないとお金が儲からない藤沢氏はそういう情報をシャットアウトしているようです。被害者をモンスターカスタマー扱いしているようでもあります。

世間には「モンスターカスタマー」と呼ばれるひとが一定数います。僕の経験上も、どんな接客業に就いても一定数は必ずいました。彼らは「ハレーション(強い光が眩しすぎて感じる)」や「明らかな頭痛」はともかくとして、「眼精疲労」や「軽い頭痛」などを感じても「レーシックの後遺症だ!」と騒いで、事実をねじ曲げているケースもありそうです。僕も目の疲れや軽い頭痛を感じることはありますが、それがパソコンの使い過ぎか、寝不足か、レーシックの後遺症かの判断はできません。レーシックしてないひとだって目は疲れるし頭痛にはなるでしょうよ。しかしそこでモンスターカスタマーは、「これはレーシックのせいだ!」と騒ぎ立てるのです。

インターネットでは簡単にウソを書くことが可能です。本当かウソか確認するために実際に当人に会うことも理屈上は可能であっても実際には簡単にできることではありません。それを逆手にとって、自分に都合の悪い情報は本当のことかわからないと言い出す人がいます。レーシック難民が苦しいと言っても、それが本当にレーシックの後遺症かわからない、モンスターカスタマーかもしれないと言ってくる人間がいます。品川近視クリニックでレーシック手術をして後悔している人の話はインターネットでよく見かけるのですが、藤沢氏にとっては、本当かどうかわからない情報なのでしょう。でもみんながみんなそう判断するわけではないでしょうから、レーシック手術に失敗した人のカキコをワンダース近くコピペしておきます。この中の9つは品川近視クリニックで手術をしていることを確認しています。

レーシック手術を受けたことを後悔している人たち

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1272072602
http://pirori2ch.com/archives/1752764.html
http://blog.livedoor.jp/megaitai_88/archives/2013-09.html
https://somei2012.hatenablog.com/entry/2012/04/14/121544

それでもどうしても品川近視クリニックで手術をしたい人たちのために

割引券を使っても割高になるカラクリ

レーシック手術のリスクを知っても、それでもレーシック手術を受けたいという人はおられるでしょう。私は手術を考えている人には必ず手術のリスクを説明すべきと考えていますが、リスクの説明を受けた後であれば、どうするか決めるのは当人の勝手だと思っています。では、レーシック手術を受けるとしたらどこで手術を受けるべきでしょうか。そうなると「一番の大手だし、割引券も使えるのだから品川近視クリニックになるのかな」と考える人も出てくるでしょう。

えーと、その発想はやめておきましょう。割引クーポン券を配っているクリニックで手術を受けると高くつきます。なぜだかわかりますか? 少し考えたらわかります。2分くらい考えてみてください。

わかりました?

わかりましたね^^ そうです、クーポン券を使われるとクリニックは利益が減ります。手術代が割引されると当然、手術で得られる収入も減りますが、さらにクーポン券を配った人への謝礼の費用がかかります。アマリスの手術だと割引5万円、謝礼4万円で、クーポン券を使わずに手術を受ける場合よりも9万円も品川近視クリニックが得られる収入が減ってしまいます。こんなクリニックに損をするようなことをして品川は大丈夫なのでしょうか?

それが大丈夫なのです。品川近視クリニックはまったく損をしません。なぜかというと、クーポン券を使っても、予定よりも10万円以上の手術を受けさせればクリニックは逆に得をします。品川近視クリニックのホームページには以下の価格表が掲載されています(9/9/2019現在)。

この価格で手術を受けられないということです。適性検査が終わった後に、あなたの目の状態では安価な手術はリスクが高いと言ってきて追加の手術を受けるよう誘導していくという報告が多数寄せられています。角膜が薄いので角膜を強化する手術を受けろだの、手術後にドライアイがひどくなるリスクがあるのでドラアイ対策の手術を受けろだの言われます。本当にそうなのか本人にはわからないので「あなたは追加手術を受けないとレーシックを受けられない」と言われるとクリニックの言うとおりにせざるを得なくなります。以下、体験談をいくつか載せておきます。

https://ameblo.jp/i-hills/entry-11867742313.html
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12117252012
https://lemon-water.blog.so-net.ne.jp/2014-01-16#more

厚生労働省が出している医療広告ガイドラインでは、料金表をホームページに掲載するよう指示していますが、品川近視クリニックでは別料金表が存在します。ホームページでは見ることのできない料金表です。ホームページに載っているのは「シンプルプラン」です。適性検査を受けた後に料金の高い「安心プラン」を受けるよう言ってきます。

5年ほど前は、85万円の手術を受けるよう言ってくるのが定番だったようです。そんなん受けるバカがいるわけないだろうと思うかもしれませんが、割引クーポン券で5万円安くなり、さらにその他の割引サービスで68万くらいになりますと言われると、多くの人はクリニックの言われるがままにローンで手術を受けるそうです。手術を受けないと無料だと思って受けた適性検査が有料になるため、検査料金を支払うことが非常に無駄に感じるためです。

要するに手術代が安くなる紹介クーポン券を使っても安くなるわけではないということです。クーポン券を客寄せパンダ的に使う手法はレーシックに限らずどこでもよく使われています。消費者はこんなチープな手法に引っかからないように気をつけましょう。

それでもどうしても品川近視クリニックで手術を受けたいという人のために

私はレーシック手術を受けることを勧めませんが、どうしても手術を受けたいという人には品川近視クリニック以外の眼科病院で受けることを勧めます。屈折矯正手術専門のクリニック(品川や新宿近視クリニックなど)よりも一般診療も行っている眼科病院の方が圧倒的に安全です。理由は2つあります。一つには手術後に不具合があったときの治療がレーシック専門クリニックよりもはるかにましであるということです。もう一つは一般診療で収益を得ているのでレーシックで無理な手術をしてお金を稼ぐ必要性が減り、手術の失敗が圧倒的に減るためです。レーシック等の屈折矯正手術でのみ収入を得ているクリニックはそれでしかお金を稼げないので適性検査で失敗のリスクが高いと判明した患者にも無理に手術をしようとします。医師がカルテを見て、病院経営のことは何も考えずに「あなたはレーシック手術を受けない方がよい」と言える病院を選んでください。

ここまで言っても品川近視クリニックで手術を受けたいという人もいるかもしれません。それについては「本人の自己責任でどーぞ!」です。そう決まったからには「ぼったくりにあわずに」「手術がうまく成功することを祈ります。」「俺の助言を聞かずに品川で手術だとー? そんなやつは手術に失敗しちまえ!!」なんてことをちっとも思いませんから^^

で、そういう人は割引クーポン券を使った方がよいのか? 正解は「使った方がお得になります。」品川近視クリニックでは適性検査が終わった後に値段の高い手術を勧めてくると書きましたが、これはクーポン券を使った人に限られるわけではありません。使わない人にも同じことをしてくるので、だったらクーポン券を使った方が安くなります。

だとすると、「どうしても品川近視クリニックで手術を受けるんだったら藤沢さんみたいにクーポン券を配っている人からクーポン券をもらって方がよいですよね?」ということになるでしょうか?

正解は「やめときましょう」。あなたが藤沢さんの友人であれば友人の彼に4万円の臨時収入をあげてもいいでしょうが、別に友達でもなんでもないんでしょう? だったら自分で割引クーポン券を手に入れた方が4万円分得をします。「そんなことを言っても知り合いに品川で手術を受けた人いないし…」なんてバカな返答はしないでください。あれは誰でももらえるのです。どこで手に入れられるかまでは教えませんが、ネットで10分ほど検索すればすぐわかります。一応、当人の名前でゲットして謝礼金をもらって割引クーポン券を使うことはできないようになっているようです。友人か家族にクーポン券をもらってもらえば、それを使えば大丈夫です。友人か家族には謝礼金の1割渡して9割をもらえれば3万6千円くらいは得をします。

「3万6千円なんてはした金いらねーよ」という人は見も知らぬ人からクーポン券をもらってもいいんでしょうけどね。