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【2分でマスター】「~のように」を意味するas以外の4つの接続詞

「~のように」という意味の「様態」を表す接続詞にはas, like, the way~, as if~, as though~があります。「~のように」という意味の接続詞の定番はasで、as ifとas though構文もよく使われます。接続詞としてのlikeとthe wayは会話ではアメリカでよく使われますが、ライティングではカジュアルすぎてあまり使われません。

※『例文で英単語を4800語覚える』講座受講生を対象としたサブノートです。 テキストは旺文社の『表現のための実践ロイヤル英文法』を使用。受講者は「第11章 接続詞」の「121A 様態の副詞節を導く接続詞」(pp.254-5)を確認してください。

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目次

様態の副詞節を導く接続詞

「~のように」という意味の「様態」を表す接続詞にはas, like, the way~, as if~, as though~があります。接続詞というのはつまり、その後に主語と動詞が含まれる文が続くということです。like he said (彼が言ったように)のlikeは接続詞です。like him (彼のように)のように名詞や代名詞が続く場合は前置詞ということになります。「~のように」という意味の接続詞の定番はasで、as ifとas though構文もよく使われます。接続詞としてのlikeとthe wayは会話ではアメリカでよく使われますが、ライティングではカジュアルすぎてあまり使われないので注意してください。

as ~のように

「~のように」という意味で一番よく使われる接続詞はasです。いくつか例文を見てみましょう。

『風の谷のナウシカ』の場面です。ナウシカらは王蟲の巣に迷い込みます。ナウシカが「一時間して戻らなければ谷に帰りなさい」と言って飛び立つと、ミトは「さあみんな、姫様の言うとおりにするんだ」と言います。このミトのセリフで接続詞asが用いられています。

All right, let’s do as the princess said.

「姫様の言われたとおりに」がas the princess saidと訳されています。

『もののけ姫』の最初の場面で巨大な猪(タタリ神と言うらしいです)が「けがらわしい人間どもよ。わが苦しみと憎しみを知るがいい」と言いながら死にます。

Disgusting little creatures, soon all of you will feel my fate, and suffer as I have suffered.

英語版では「忌々しい卑劣な奴らめ。すぐにお前らは皆わしの運命を感じ、わしが苦しんだように苦しむのだ。」と意訳されています。disgustingは「忌々しい」、creatureは「生き物」、fateは「(避けられない)運命」、sufferは「苦しむ」という意味です。ここでのasは「~のように」を意味します。

アニメ『日常』でネコの阪本が「俺の言うとおりにしてみ。」という場面があります。英語では以下のように訳されています。

Just do exactly as I say.

exactlyは「寸分たがわず」という意味です。exactlyがなくてもas I sayは「俺の言うとおりに」という意味になりますが、exactlyを加えることで正確かつ厳密にするというニュアンスが加えられます。

as if ~, as though ~ まるで~かのように

「まるで~かのように」という意味でas if~もしくはas though~構文が使われます。事実ではないと感じて仮定法で使うことが多いですが、事実かどうかは深く考えずに使うと直接法が用いられます。as if/as though構文における直接法と仮定法の用法については以下の記事をご確認ください。

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英語版『君の名は。』で瀧と三葉がas if構文を用いています。

瀧: It was almost as if
それはまるで…
三葉: as if it were a scene from a dream.
まるで夢の景色のように…

It was almost as if it were a scene from a dream.
それはまるで夢の中のワンシーンのようだった。

2人は夢の景色が実際には存在しないと考えているので仮定法が用いられ、as if it was…ではなく、as if it were…になっています。副詞almostはなくてもかまいませんが、almostを加えることで「完全に~のようであった」が「ほとんど~のようであった」というニュアンスに変化します。

as if構文は直接法でも用いられます。『風の谷のナウシカ』でユパがジルに「腐海は着実に広がっている」というセリフがありますが、英語版では以下のように訳されています。

It seems as if it spreads faster every day.

itは「腐海」のことです。「腐海が広がる速さが日に日に早くなっているようだ」と言っています。ユパは実際にそうだと感じて言っているので直接法が用いられ、as if it spread…(ここでのspreadは過去形)ではなく、as if it spreads…になっています。

as thoughはas ifの同義語と考えてかまいません。『魔女の宅急便』でトンボが飛行船といっしょに空に飛んでいく場面で実況中継をしている人がas though構文を使っています(注: 日本語版ではここでせりふが入っていません)

It’s being lifted as though it were a toy!
まるでおもちゃのように持ち上げられています!

片足だけ見えるのがトンボです。itは飛行船のことです。飛行船はおもちゃではないので仮定法が用いられ、as though it is…ではなく、as though it were…になっています。

like ~のように

likeは前置詞として「~のような、~のように」を意味します。修行の旅に出るキキにお父さんはこう言います。「母さんの若い頃によく似てる。」

You look just like your mother, when she was young.

look likeはイディオムとして「~のように見える」と覚えている人も多いでしょうが、この「動詞+like」の動詞はlookに限りません。act likeだと「~のようにふるまう」、feel likeだと「~のような気がする」という意味になります。前置詞なので後に名詞や代名詞が続きます。

アメリカ英語でlikeが「~のように」の意味で接続詞として使われることがあります。接続詞なので後に主語と動詞のある文が続きますが、接続詞likeはかなり口語的で、ライティングではasが好まれます。asは書き言葉・話し言葉どちらでもよく使われますが、接続詞likeはライティングでは使わないでください。

口語英語ではIt looks like…の構文でlikeがよく接続詞として用いられます。以下、「look like+主語+動詞…」のセリフをいくつか見てみます。

ポルコが破損した飛行艇を修理してもらいにピッコロの親父のところを訪れると、彼に「こりゃまたひどくやられたな」と言われます。英語版では「お前さんは飛行機の半分を失ったかのようだ」というセリフに意訳されていますが、ここでのlook like…のlikeは後にS+V…の文が続いているので前置詞ではなく、接続詞であることがわかります。

Piccolo: It looks like you’re missing half of the plane. Wouldn’t it be easier to build a new one?
Porco: I’m attached to this one.”

miss=~を欠けている

『となりのトトロ』のサツキもIt looks like構文を使っています。「お化け屋敷みたい。」「お化け~?」

Satsuki: It looks like it could be haunted.
Mei: What, haunted?

likeの後のitは引っ越しに来て初めて見た一軒家のことです。couldは可能性を表し、「~でありうる」、hauntedは「幽霊のよく出る」という意味です。

『天空の城ラピュタ』でのラストでバズーが「木の根がぼくたちを守ってくれたんだ。」という場面がありますが、ここでもIt looks like構文が使われています。

It looks like these roots saved us.
root=根; save=~を救う

キキがお金があまり残っていなくて「しばらくはホットケーキでがんばるしかないわね」とつぶやく場面がありますが、ここではlook likeの後に「主語+動詞…」の文が続いています。

Looks like all we can afford to eat now is pancakes.

主語のItが省略された形です。会話ではよくIt looks like…のItが省略されます。can afford to doは「~する金銭的余裕がある」という意味です。

動詞がlookではない接続詞likeの用法も1つ見ておきます。『紅の豚』で誘拐された女の子が空賊の男に「お風呂に一度も入ったことのないようなにおいがするわ」という場面が英語版にあります。

Smells like you never bathe.

smell like=~のようなにおいがする; bathe=風呂に入る

主語のItが省略されています。ちなみに日本語版『紅の豚』ではこのようなセリフはありません。

the way ~ ~のように

口語では「~のように」という意味で likeに加えてthe way~という表現も使われます。in the wayのinが省略された形です。『紅の豚』でポルコが銀行員にこう言われます。「うらやましい。私もこのくらい稼いでみたいですな。」

I envy you, Mr. Rosso. I wish I could make money the way you do.
envy=~をうらやましいと思う

make money=お金を稼ぐ

I wish…は実現が難しい願望を表わす仮定法の構文です。よく使われるのでI wish構文の用法がよくわからない人は下の記事を読んで、しっかりマスターしてください。

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日本語では「このくらい稼ぎたい」が英語版では「あなたが稼ぐように稼ぎたい」という意味になっています。

『この世界の片隅に』でも接続詞the wayが使われています。突然、哲が訪れて、慇懃無礼な言い方に何度もすずが怒っていたので、周作が「あんたでも強気の時があるんじゃのう。」とすずに言います。

I was surprised to see you get angry the way you did.

英語版では周作は「君があんなふうに怒っているのを見て驚いたよ」と言っていますね。

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