英文法

規則動詞と不規則動詞の活用│原形・過去形・過去分詞形

※『例文で英単語を4800語覚える』講座受講生を対象とした記事です。 テキストは旺文社の『表現のための実践ロイヤル英文法』を使用。

※ここでのbeatは原形ではなく過去形です。the oneとはカーチスのこと。

14 規則動詞 (pp.43-45)
15 不規則動詞 (pp.45-46)
16 注意すべき活用の動詞 (pp.46-48)

規則動詞

動詞の過去形と過去分詞が原形に-edをつけたものを規則動詞と言います。例えば、「欲する」という意味のwantの過去形と過去分詞形は共にwantedです。しかし、単語の語尾と発音により、単に-edをつければよいわけではない規則動詞もあります。「じゃあそれは規則動詞じゃねえだろう」と言われそうですが、一応ルールに従っての変化なので規則動詞に含まれています。

①語尾が-eで終わる場合は-eedとしないで-eの後に-dだけをつける。hoped, lived, opened, usedなど。

②語尾が-yで終わる場合、その前が母音字の場合はそのまま-edをつける。enjoyed, playedなど。でも-dy, -ryなどの前が子音字の場合はyをカットして-iedをつける。studied, carried, criedなど。

③「1つの短母音字+子音字」の時はラストの子音字を重ねて、-edをつける。短母音字とは「発音した時にのばさないa, i, u, e, o」のことです。begged, stopped, compelled, regrettedなど。

④「1つの母音字+r」の時は-redをつける。stirredなど。

⑤2音節以上の語(例えばbegは1音節、omitは2音節)で、「強勢がある短母音字+子音字」の時は、語尾の子音字を重ねて-edをつける。concurred, conferred, deferred, inferred, occurred, omitted, preferred, referred, transferredなど。強勢が前の音節にある場合はそのまま-edをつけることに注意。differed, entered, offered, suffered, uttered, witheredなど。

⑥-cで終わる動詞は-kedをつける。mimicked, panicked, picnickedなど。

これらのルールを覚えるのは非常に大変かと思いますが心配いりません。動詞の過去形と過去分詞は理屈を覚えて演繹的にそれを一つ一つの単語に当てはめるというのではなく、-edをつけるだけではない動詞に出会ったら、それを一つずつ覚える方が得策です。その作業を続けていると帰納的に動詞の語形変化のルールを漠然とイメージできるようになります。ネイティブはこれらの語形変化を簡単にできますが、彼らに規則動詞の語形変化のルールは何か尋ねて答えられる人はほとんどいません。ルールを明示化できなくてもルールをマスターしているわけです。

不規則動詞

不規則動詞には以下のルールがありますが、どの動詞がどのルールに従うか前もって予測できる決まりというのはないので、不規則動詞の語形変化は一つずつ覚えていくしかありません。一つずつ覚えていけばどういうルールがあるか理解できていなくても特に困りません。だから「こういうルールがあるんだな」程度の理解で十分です。繰り返しますが、過去形と過去分詞形が-ed以外の形の動詞は一つずつ覚えていきましょう。語学は「理屈」ではなくて「暗記」であり、かつ「慣れ」です。

A-B-B

過去形と過去分詞形が同じでありながら、-edの形とは程遠い語形変化をするパターンです。

bind-bound-bound
bring-brought-brought
build-built-built
buy-bought-bought
cling-clung-clung
feed-fed-fed
find-found-found
hang-hung-hung
hear-heard-heard
get-got-got (注: get-got-gottenの活用もあります)
keep-kept-kept
make-made-made
mean-meant-meant
pay-paid-paid
say-said-said
sell-sold-sold
send-sent-sent
stand-stood-stood
teach-taught-taught
tell-told-told
think-thought-thought
understand-understood-understood
win-won-won
wind-wound-wound

A-B-A

過去分詞形が原形と同形のタイプです。

become-became-become
come-came-come
run-ran-run

A-A-B

原形と過去形が同形で、過去分詞形だけ違うタイプです。

beat-beat-beaten

A-B-C

原形と過去形と過去分詞形がすべて違う動詞は意外と数多くあります。「A-B-C」の動詞をマスターするコツは一つずつコツコツ覚えていくことです。

awake-awoke-awoken (注: awake-awaked-awakedの活用もあります)
begin-began-begun
blow-blew-blown
eat-ate-eaten
fall-fell-fallen
fly-flew-flown
get-got-gotten (注: get-got-gotの活用もあります)
give-gave-given
grow-grew-grown
hide-hid-hidden
know-knew-known
lie-lay-lain
rise-rose-risen
see-saw-seen
speak-spoke-spoken
swim-swam-swum
take-took-taken
throw-threw-thrown
write-wrote-written

A-A-A

語形変化をしないパターンです。これだと覚えるのは楽ですが、文章に出てきた際、原形なのか過去形なのかそれとも過去分詞形なのか、動詞の形からはわからなくなります。動詞の前にhaveがつけば、例えばhave costだとcostは過去分詞形だと容易にわかりますが、過去形の場合は、主語が3人称単数の現在形だと、例えばIt hitsだとhitが現在形で、It hitだとhitが過去形だとわかりますが、そうではない場合は動詞の形からその動詞が原形なのかそれとも過去形なのかまったく推測できなくなります。

cost-cost-cost
cut-cut-cut
hit-hit-hit
hurt-hurt-hurt
put-put-put
set-set-set
shut-shut-shut
spread-spread-spread