英文法

目的・結果を表わす接続詞一覧

※『例文で英単語を4800語覚える』講座受講生を対象としたサブノートです。 テキストは旺文社の『表現のための実践ロイヤル英文法』を使用。「第11章 接続詞」の「119 目的・結果の副詞節を導く接続詞」(pp.245-248)を熟読してください。

目的・結果を表わす接続詞には定番のso that構文に加え、in order that, in case, for fear that, lestなどがあります。ネイティブはいずれの表現も使うのですべて意味を覚える必要がありますが、in order that, in case, lestは硬い表現なので自分がライティングで使えなくても特に困りません。so thatとfor fear that構文は英作文で使えるレベルまでもっていきましょう。

目的を表わす副詞節を導く接続詞

so that 主語+助動詞+動詞…

ペジテの兵士に捕まったナウシカがこう言います。「アスベル、みんなに言って。腐海の生まれたわけを。蟲は世界を守ってるって!」

Asbel, tell them how the jungle evolved, and how the insects are guarding it so that we won’t pollute the world again.

英語版では「あなたたちわからないの? アスベル、彼らに言って。私たちが再び世界を汚染しないように腐海がいかに進展して、いかに蟲が腐海を守っているかを。」という意味のセリフになっています。evolveは「徐々に発達する develop gradually」、insectは「虫」のことですが、『風の谷のナウシカ』では「蟲」を意味します。guardは「~を守る」、polluteは「~を汚染する」という意味です。the jungleは『風の谷のナウシカ』では「腐海」を意味します。「so that+主語+助動詞+動詞…」で「~が…するように」を意味します。 例文ではso that…と書きましたが、実際にはthatが省略されています。ここで使われている助動詞won’tは否定形なので「~が…しないように」という意味になっています。

in order that 主語+助動詞+動詞…

「in order that+主語+助動詞+動詞…」は「~が…できるために」を意味します。in order to (~するために)という表現はよく使われますが、in order that…構文はかなり文語調なのでリーディングで意味を理解できればそれでオーケーです。この構文を使って英文を書けなくても特に困りません。

【例文】Someone has to die in order that the rest of us should value life more.

「私たちが人生をもっと大切にするためには、誰かが死ななければならない。」(ヴァージニア・ウルフ)

in case 主語+動詞…

in caseは「~が…するかもしれないので」、「万が一~が…するのに備えて」を意味します。これも多少文語調の感はしますが、会話文でまったく使われないわけではありません。

【例文】I think we should leave a little early, in case there’s a lot of traffic.

「渋滞するといけないので、少し早めに出発した方がいいと思います。」

for fear (that)

「for fear (that)+主語+助動詞+動詞」は「~しないように」、「~するといけないから」という意味です。in caseと同じく多少硬い感じはしますが、日常会話で使われることもあります。ただしこの構文を知らなくても「~しないように」はnot to doの表現を使えれば大丈夫です。

【例文】I never discuss a novel while I’m writing it, for fear that talking about it will diminish my desire to write it.  

アメリカ人著作家のDean Koontz (1945-)の言葉です。「小説について話してそれを書きたいという欲求が減らないように、 私は執筆中は決して小説について論じないようにしています。」 diminishはreduceとほぼ同義語です。

lest

lestはfor fear (that)と同じく「~しないように」を意味します。かなり文語調なのでわたしはこの表現を使ったことがないです。ただし英文にはそれなりによく出てくるのでスルーしないでちゃんと覚えてください。lest節には「should+動詞」もしくは仮定法現在で動詞の原形が用いられます。つまり、he finds…はlest節の「主語+動詞」としてはhe should find…もしくはhe find…になります。

【例文】She turned away from the window lest anyone see them.

「誰にも見られないように、彼女は窓から背を向けた。」

結果を表わす副詞節を導く接続詞

so ~ that…

「so ~ that …」は「非常に~なので…」を意味します。soの後には形容詞か副詞を置きます。話し言葉ではよくthatが省略されますが、ライティングではthatを省略しない方がよいです。後ろから「…するほど~である」と訳すこともできますが、英文を読むときは返り読みしないで理解できた方がよいので、「非常に~なので…」の意味で覚えることをお勧めします。

シータがパズーにおばあさんから滅びのまじないを習った話をします。「教わったとき、怖くて眠れなかった。」

I was so scared when I learned that spell, I couldn’t sleep.

scared=怖がって; spell=呪文

I was so scared that when….のthatが省略されています。

such ~ that…

「so ~ that …」と同義で「非常に~なので…」を意味しますが、soの後が形容詞か副詞であったのに対し、suchの後は「形容詞+名詞」を置きます。

【例文】One of the key problems today is that politics is such a disgrace that good people don’t go into government.

ドナルド・トランプの言葉です。「今日の重要な問題の一つは、政治が非常に不名誉で、善良な人々が政府に進出しないことだ。」 disgraceは「不名誉、恥辱」を意味します。

…, so that ~

ある文に続けて、コンマを打ってso thatを続けると「…その結果~」という意味になります。thatが省略されることがよくありますが、どちらの形も非常によく使われるのでしっかり習得してください。

【例文】In order to succeed you must fail, so that you know what not to do the next time.

Anthony J. D’Angeloという人の言葉です。「成功するためには失敗しないといけない。失敗することで次回にすべきでないことを知るのだ。」