学術論文

Japan Journal of Nursing Scienceがオンライン化

日本の看護系学術誌の中でもっとも論文審査が厳しいとされる日本看護科学学会発行の英文誌Japan Journal of Nursing Science(JJNS)が全面的にオンライン化されたそうです(http://jans.umin.ac.jp/jjns/)。

過去3年間の投稿数は350。そのうち掲載が認められたのは69論文。採択率は19.7%です。採択率20%という数字は非看護系の分野ではとくに低いわけではありませんが、JJNSは日本で発行されている唯一の英文誌なので、ここで非採択になると再投稿先が見つからず大変な思いをする人も多いかと思います。そうなるとわざわざ英語で書いたのにと後悔しきり、ということになりかねません。オンライン化することで論文採択数が増えるはずなので、JINSに論文を投稿する場合はとにかく「ぜったい採択してもらう」と気合いをはって英語論文を書くようにしてください。それでも不採用だった場合は思い切って海外の看護系英文誌への投稿を考えてみてください。

先日、看護論文の全訳と投稿先の英文誌の選択を依頼された時はGoogle Scholarで投稿先を見つけました。Google Scholarとは学術系論文と著作が検索できるサイトです。保健師の児童虐待支援に関する論文だったので、ここで「child abuse, nursing, Japan」と「child abuse, nursing, public health nurses」で検索したら50以上の学術誌が検索されたので、さらに ①インパクトファクターが非常に高い学術誌。例えばHealth & Social Care in the Community  (論文がアクセプトされる可能性がまずありません)、②ハゲタカジャーナル(粗悪学術誌)、③日本人研究者の論文がこれまでまったく掲載されていないジャーナルは除外して10の学術誌の候補を立てました。 そして山口大学医学部保健学科が発行に関わっているNursing and Health Sciences、 Children & Society、 Health Care for Women Internationalの3誌に絞ることができました。Google Scholarは非常に便利なサイトなので皆さんもぜひこのサイトを使いこなせるようになってください。